海のマーケット

漁師さんから消費者へ、手から手への新しい流通が、
売値2倍、買値半額の世界を作ります。
海のマーケットは、どこの港でもできる小さなマルシェです。

港、魚、漁師、海辺の町をまとめた海のマーケットのイメージ
About

海のマーケットとは

漁師さんから消費者へ、手から手へ。売値2倍、買値半額という構造だけでなく、 港で受け取る体験そのものを価値にする仕組みです。

海のマーケットは、どこの港でも始められる小さなマルシェです。大量流通に乗りにくい魚も、 港で受け取る前提にすることで、価格と鮮度の両方に納得できる形へ整えます。

港で受け取る

アプリで予約し、受け取りは港で。流通の経路が短く、買い方がとても分かりやすくなります。

漁師さんから直接買える

誰が売っているかが見えることで、魚の価値が価格だけでなく関係性でも伝わります。

価格と鮮度に納得できる

売る側にも買う側にも無理がなく、漁の予定や水揚げ状況に合わせて港で受け取れます。

Background

新しい流通の形で、
日本の漁村を守りたい。

各地で漁業者の廃業や、漁業協同組合の整理・統合が相次いでいます。漁獲の減少が語られますが、 それ以上に深刻なのは、漁師さんそのものが減っていることです。

漁業は食料の供給だけでなく、家族の生活を支え、集落や海辺の景色を保ち、国境の維持にもつながる営みです。

その基本となる漁業者の所得向上のために、漁業者と消費者が港で対面して、手から手へ魚を 売買するサービス、「海のマーケット」の取り組みを始めました。

漁業者は従来よりも2倍の価格で売れ、消費者は市価よりも5割安く、獲れたての魚を買うこと ができるようになります。

これにより、都市部と漁港の交流が生まれるとともに、地域のブランドづくりや活性化につなが り、また、豊漁時の魚価の維持や、未利用魚の利用促進にも役立ちます。

Statistics

今、海で起きていること。

日本の漁業者はこの17年間で43%減少しました。背景にあるのは所得の低さであり、 それは漁村の暮らし全体の縮小にもつながっています。

43% 漁業者の減少率(17年間)
227万円 沿岸漁業者の平均所得
4倍 卸値と市価の価格差
Mission

漁業者の所得を49%向上させるミッション。

+110万円

年間所得の増加目標。227万円から337万円へ、暮らしの基礎を立て直すための数字です。

沿岸漁業者の平均所得は227万円(農林水産統計『令和3年漁業経営統計調査結果』より)。海のマーケットの仕組みを使い、水揚げの20%を2倍の価格で売ることができれば、 所得は約337万円に49%向上します。

この約110万円は、暮らしを続けるためのお金です。漁をやめなくてすむ人がいるかもしれない。 子どもの教育や家族の生活に回せるかもしれない。そうした具体的な景色を目標にしています。

海のマーケットで漁業者の所得が約49%向上
Price Structure

なぜ、2倍の価格で売れるのか。

マダイとマイワシを例に、卸値と市価の価格の変化をご紹介します。マダイなどで約4倍、 マイワシの場合は20倍以上の開きが出ることがあります。

したがって、漁師さんが卸値の2倍の価格で販売しても、消費者は十分な価格メリットがあり、 何より鮮度がちがいます。

海のマーケット 魚の価格比較
海のマーケット 魚の価格比較
How It Works

アプリで予約して港で受け取るだけ。

海のマーケットの仕組みはシンプルです。どちらにも余計な手間を増やさない設計を目指します。

1

漁師さんが出品を登録

漁の予定や水揚げ状況に合わせて、受け取れる魚と時間をアプリに出します。

2

近くの消費者が予約

出品があると通知が届き、そのまま予約。欲しい魚を、欲しいタイミングで選べます。

3

港で受け取り・決済

港で魚を確認して受け取り。顔の見えるやり取りのまま、その場で購入できます。

もし売れ残っても通常どおり市場へ卸せばよいため、漁師さん側にロスが生まれません。

出品画面 通知画面 受け取り画面 完了画面
Win-Win-Win

漁協をスルーしないWin-Win-Winモデル。

海のマーケットの大きな特徴は、参加された漁協に対して販売補助手数料が支払われることです (参加漁協にかぎられます)。

これにより、漁協にとっても新たな収益源となり、また事務作業などの新たな負担は発生しません。

物流と決済のスキーム図
物流・決済スキーム

漁師さん

売値が2倍に。水揚げの20%を直接販売するだけで、所得49%向上の余地があります。

消費者

新鮮な魚を市価の約半額で購入でき、港に行く理由そのものが新しい楽しみになります。

漁協

漁業者からではなく海のマーケットから、販売補助手数料が支払われます。

直販比率 0% 10% 20% 30%
漁労収入 8,176,000 8,993,600 9,811,200 10,628,800
市場卸 8,176,000 7,358,400 6,540,800 5,723,200
直接販売収入 0 1,635,200 3,270,400 4,905,600
システム利用料 0 327,040 654,080 981,120
販売手数料8% 654,080 588,672 523,264 457,856
差引手数料 0 65,408 130,816 196,224
経費 5,909,000 6,170,632 6,432,264 6,693,896
漁労所得 2,267,000 2,822,968 3,378,936 3,934,904
純収入増加率 100% 125% 149% 174%

上記には未利用魚の販売分は含まれておりませんので、さらに数%の上乗せが期待されます。

港で人と人が出会う、新しい地域活性化へ。

海のマーケットは、ただ魚を売買するだけでなく、地産地消、漁業と観光の接点づくり、 未利用魚の活用、SDGsなど多くの利点をもたらします。

ドライブのついでにクーラーボックスを積んで港へ向かい、ぴかぴかの魚を買う。 漁師さんと短い会話を交わす。その積み重ねが、地域の笑顔を取り戻していきます。

詳細な企画書を公開しています。

仕組みの全体像、目指す地域像、これからの展開をひとつにまとめています。

Official X

海のマーケットの最新情報

実証テストの準備、港での動き、代表の考えを公式Xで発信しています。

公式Xを見る
Team

スタッフ

山出潤一郎

山出潤一郎

WEB魚図鑑を20年以上運営していく中で、日本の海や漁村のあまりの激変に気づき、特に漁師さんの所得を上げることを目的に、魚流通の新しい形として海のマーケットをスタート。株式会社潮風ホールディングス代表取締役。元NIFTY-Serve釣りフォーラムSYSOP。

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直江憲一

直江憲一

フロントエンドからサーバーサイドまで幅広くこなすエンジニア。IPA(情報処理推進機構)未踏スーパークリエイター。九州大学大学院修了:修士(工学)。株式会社潮風ホールディングス取締役CTO。

宮崎佑介

宮崎佑介

魚や海のコメンテーターとしてTV等でも活躍中。著書「はじめての魚類学(オーム社)。近畿大学農学部環境管理学科准教授。日本魚類学会庶務幹事。東京大学大学院博士課程修了。博士(農学)

村瀬敦宣

村瀬敦宣

ひとつの町周辺だけで815種を掲載した「新・門川の魚図鑑ひむかの海の魚たち」を刊行。宮崎大学農学部准教授。東京海洋大学大学院博士後期課程修了。博士(海洋科学)

Stock

株式募集へご参加をありがとうございました。

株式会社潮風ホールディングスでは、2025年12月14日から26日にかけて、 S種優先株の募集株式発行を実施しました。普通株主に優先して、各事業年度の当期純利益の20%が 持ち株数に応じて配当される設計です。

この募集に際して多くの方のご応募をいただき、まことにありがとうございました。今後もフェーズによって同様の募集を 行う予定ですので、何卒よろしくお願いいたします。

Tsutsuuraura

全国津々浦々=日本中という意味

全国津々浦々という言葉があります。
津とは港のこと、浦は湾のことです。

日本は海辺を中心に人が住み、発展してきた国です。
はるかな古代から人は海辺に寄り添い、海の恵みを受けて
親から子へ、代々の命と文化をつないできました。

日本の漁村を守るために、ぜひ海のマーケットにご参加ください。
あなたのシェアが、大きな力になります。

海のマーケットがもたらす価値